登記情報について
日々、弁護士をサポートしている事務局の業務が一体どんなものなのかを、事務局が定期的にご紹介していきたいと思います。
初回は、会社や不動産の登記情報についてご紹介します。
私たちは、会社や不動産の登記情報をよく調べます。お客様との打ち合わせで話に出てきた会社が本当に存在しているのか、役員は誰か、代表取締役の住所はどこか、不動産の所有者は誰か、抵当権が設定されていないか等、会社や不動産の基本事項については、登記情報で確認できます。
現在は、登記情報提供サービスで簡単に会社の登記情報が確認できます。
https://www1.touki.or.jp/gateway.html
誰でも使うことができ、パソコンで確認できるので、公的機関等に提出する必要がある以外は、こちらで情報を取得しています。
お客様と打ち合わせ中の弁護士から、確認する必要がある会社や不動産について、すぐに登記情報を取得するよう指示を受けることも良くあります。
昔は、その会社や不動産を管轄する登記所(法務局や、法務局の支局、出張所)の窓口へ行って直接請求するか、郵送で請求し、登記簿の写しを受け取っていました。
そのため、打ち合わせ中にすぐに確認したいと思っても確認することができませんでした。
法務局の支局や出張所はあまり交通の便が良くないところにあることが多いので、窓口へ直接請求しに行くのも結構大変でした。
近くの法務局の出張所が閉鎖されて大変不便になったこともありました。
裁判所のIT化も進んでいますし、法律業界も日に日に便利になっていきます。効率化を目指して、私たちも、勉強の日々です。