事務局から弁護士へ質問(14)-2.弁護士ってどのように探すの?
事務局S 弁護士は、どのように探せばいいのですか。知り合いに弁護士がいるという人は少ないと思います。また、いざ弁護士を探そうとしても、弁護士事務所が無数にありすぎて、探し方が分かりません。
今 津 弁護士の主な探し方は、人から紹介を受けるか、インターネットや広告から探すかと思います。そのうえで、①費用面など、企業の規模に適した法律事務所であるかどうか、②直接会ってみて信頼することができる弁護士と感じるか、③相談したい内容が、法律事務所の取扱分野に含まれるか、が大切と思います。
事務局S なるほど。少し場面が違うかもしれませんが、わたしがこの事務所に巡り合ったのは、ホームページから感じる雰囲気・規模・立地でした。また、実際に面接で会った時、事務局の先輩を含めて信頼できる人ばかりだな、と直感しました。
今 津 そのように言ってもらえて嬉しいです。Sさんが当事務所に入られて丸1年が経ちましたね。事務所の者皆、喜んでいますし、Sさんへの信頼は厚いです。
事務局S 少し話がそれましたが、まずは実際に弁護士に会ってみて信頼できるか、また自分が話したいことをちゃんと話せるか、法律事務所の規模といった点で選択すればいいのですね。
今 津 そう思います。
事務局S いくつもの企業が、当事務所を顧問弁護士事務所として、契約してくださっていますよね?
今 津 お陰様で、規模の大小を問わず多くの企業のお客様が、弊所を顧問弁護士事務所として、日々、契約書や社内規則の作成・修正、コンプライアンスに関するご相談、訴訟、紛争対応などをご依頼くださっています。
事務局S 外から見ると、顧問弁護士というのは、少し敷居が高いように思います。
今 津 顧問契約は、いつでも解約可能であることが通常ですし、一度顧問契約を締結してみて、企業のリスクを低減できないと思われたり、見合ったメリットがないと思われたりしたら、解約するということでよいと思いますね。
事務局S なるほど。長い付き合いを拘束されるというのではなく、付き合ってみてメリットがあれば、その付き合いを続ければよいということですね。
今 津 そう思います。(次回に続きます。)